神秘の星アクエリアス Ver.0.80a
2004.07.22.Thu

piano耳スキャンを始めてからおよそ1ヶ月、ようやく完成しました。
途中、piano打ち込みデータが消失するというハプニングがあり、
余計に時間がかかりました。
しかし、stringsの豊なゆっくりした曲は本当に難しい。
音をごまかせないのです。
DIVIDERとFviewDという強力な耳コピ補助ソフトがなくては
今回レベルの製作は無理だったでしょう。
この場で、これらfree softを公開していただいている作者様に感謝いたします。
おかげさまで、「白色彗星」以来の自信作となりました。(ほ、ほんとか...)

partごとの覚書を少々。

piano:
耳スキャンに異様に時間がかかりました。
いえ、pianoならすぐ拾えると思っていたのが間違いだったようです。
何しろ弱音はstringsに溶ける溶ける。
DIVIDERのL+R,L-R機能がフル活用されました。
本当はorchestraが完成してからそれをバックにpiano弾きたいところですが、
打ち込み作業ではpianoを主軸に
そこへ徐々に音を重ねていくという方法になりました。
なので、何も伴奏のない状態でとうとつとpiano弾きました。
かえって無常観が出たのでは、などと勝手に思っています。
あれっ、今mp3にしたものを聴くと低音がHarpっぽい。
少しReverb効かせ過ぎたかもしれません。

strings:
piano耳スキャンが終わりやれやれという気分で
stringsの耳コピに入ったのですが、
素ではとても太刀打ちできませんでした。
ここで、DIVIDER+FviewDという組み合わせで、
視覚聴覚同時に使い、
各partを1小節1時間ぐらいかけて(大げさ)徐々に打ち込んでいきました。
それにしてもstringsの和音というのは本当にやっかいです。
FviewDで音が見えるようになったのですが、
stringsの単音でも平気で倍音が強く出ます。
つまり、どれが本来の音符なのかということは結局、
耳に頼るほかないのです。
それを見極めたうえで、
改めてその倍音を強調するために薄く音を乗せるということを
この曲全体で行っています。
しかし、これら強力な武器を手に入れたにもかかわらず、
どうしても終盤のゴージャスstringsの再現はできていないです。
おそらく音は落としていないと思われるのですが、
どの倍音をどれだけ強調すると
あのムードミュージック特有の響きが再現できるのか、
これからの研究課題となるところです。

f lute:
ところどころで飾りのようにfluteが出てきますが、
これがなかなかの曲者でした。
はじめ単音で吹いているだろうと思っていた部分があるのですが、
どうもそういう響きではない。
FviewDで見ると、確かにうっすらノイズではない程度に音があるのです。
そこで思い切って音を乗せたところバッチリ耳コピ通りとなりました。
実は耳コピを始める前から、
これは大変かもしれないと予感していた木管だったんですが、
この音を乗せる方法であの独特の響きが再現できたように思います。

Horn,Brass:
Hornは副旋律を中間部で奏でます。
弱音になるとstringsの低音か何かと間違えそうで、
何度か耳コピしなおしました。
終盤主旋律が始まる前の4小節ほど、
不協和音が入る部分ですが何かBrassのような尖った音がします。
しかし、実はそれが何であるのか分かりません。
Tenor saxかもと思いやってみたのですがちょっと感じが違います。
分からないまま、何となくそれらしいBrass音を選んで重ねました。
また何度か聴き直しているうちに正体が分かるかもしれません。

Harp:
毎度のことながら、一番ごまかしています。
それでも今回は音が見えるので、
それほど間違ったgrissandにはなっていないと思います。
最後のHarp何とかしなくてはと思いつつ、
とりあえず公開申請してしまいました。
いつもはgrissandになると、
指に布を巻いて鍵盤をガーッとやるんですが、
これは行って戻るだけのgrissandに通用する方法で、
複雑なgrissandになると無理です。
マウス打ち込みは絶対しないというポリシー(なんじゃそりゃ)なので、
最後のHarp grissandは手で弾きました...へたくそです。