新コスモタイガー(組曲版) Ver.0.85a
2004.08.22.Sun

結局、前作「神秘の星アクエリアス」からまた1ヶ月かかりました。
今回の耳コピ元は「新たなる旅立ち編」で使われた
「新コスモタイガー」をアレンジした
「新交響組曲・宇宙戦艦ヤマト」の第4楽章に収録されているものです。
賑やかな曲なのでうまくバランスをとってやらないと
partがバラバラになってしまいます。
ver. 0.85aではとりあえずの暫定版でバラバラ感があります。
この先何度も聴き返す内に最適なバランスが見えてくるでしょう(かなぁ...)。

今回より、PCと餅の直接Line入力から改良されて
Roland UA-25経由の24bit/96kHz録音を
16bit/44.1kHzのmp3に変換しています。
UA-25の物理的compressorのおかげで
録音レベルにそれほど気を使わなくてよくなりました。
おかげでノイズレベルをうんと下げられます。

相変わらずの16part作品ですが、
リアルタイムにprogram changeやRPN、NRPN、Sys.Ex.を使い
楽器の特性を色々変えることで16part以上の役割をしていると思います。

partごとの覚書。

Trumpet:
ファンファーレ風の冒頭から歯切れの良いTrumpetです。
しかしこのファンファーレの部分、
音が沢山あって拾うのに苦労しました。
音がありすぎてFviewDで見るとまんべんなく
どの音も強く出ていてもはや手に負えず
繰り返しDIVIDERで聴くしかありません。
途中複数のTrumpetでmelody lineを奏でる部分は、
main Trumpetのpitchを高めにずらして明るめにしてあります。
例によって手弾き入力なので、ちょっともたついてます。

  • main: voice = preset 3-80 Big&Bright
    voice volume = 90 EQ: High = +24
    Cutoff = +63 Resonance = +6
    Pan = L36 Reverb = 96 Chorus = 16

  • sub: voice = preset 3-80 Big&Bright
    voice volume = 86 EQ: High = +16
    Cutoff = +56 Resonance = +6
    Pan = L42 Reverb = 90 Chorus = 16

その他のBrass:
Horn、Trombone、Tubaいずれも voiceは
Big&Brightを元にelement3のwaveを
Horn、Trombone、Tubaにそれぞれ変えました。
リアルタイムにattack time、release timeを変えたり、
expressionによる擬似echoを使ったりしてみました。
広大な感じのするHornは少しattak timeを遅らせることでできるようです。

strings:
「神秘の星アクエリアス」で散々stringsの音採りを練習したおかげで
今回は少しも困りませんでした。
part volume以外にこれまで気付かなかった
voice volumeの調節ができるようになり
音量にも困らなくなりました。
CutoffやResonanceによって求める音色に近づいたように思います。
また、低音の豊な響きはRelease timeとReverbの組み合わせで
表現できることが分かってきました。
1,2ViolinとViolaが同じ旋律を奏でるときも単純にコピーせず、
それぞれ手で弾きました。
はやいpassage部分はstep recordingですが、
その後適度なquantizeをかけて複数の人数で弾いている感じを目指してます。
しかし、portament奏法がどうしても機械的になってしまいます。
pitch bendとexpressionとmodulationの微妙な組み合わせでしょうが、
まだ実現できないでいます。
一般にpitch bendは下げるときより上げるときに不自然な音になりがちなので
上げなければならないときは、先に上がり終える音を発音しておき、
pitch bendで下げた状態から元に戻すということをやっています。

  • 1st Violin: voice = preset 3- small section
    voice volume = 120
    Cutoff = +28 Resonance = +6 Release time = +2
    Pan = L32 Reverb = 80 Chorus = 16

  • 2nd Violin: voice = preset 3- violin Ensumble
    voice volume = 127
    Cutoff = +28 Resonance = +56 Attack time = -4 Release time = +4
    Pan = L12 Reverb = 76 Chorus = 16

  • Viola: voice = preset 3- HopHead
    voice volume = 100
    Pan = R8 Reverb = 64 Chorus = 16

  • Cello: voice = preset 3- Cello Duet
    voice volume =100
    Cutoff = +4 Rosonance = +3 Attack time = -16
    Pan = R32 Reverb = 80 Chorus = 16

  • Back Strings: voice = preset 3- Back Ground
    voice volume = 127
    Pan = R46 Reverb = 80 Chorus = 16

Percussion:
まともに用意するとtrack数が足りなくなるので、
voiceを探していたらPoweredOrchestraPercussionという、
低音Timpanyに高音Glockenという便利なpreset voiceがありました。
低音はSnare Drum+Timpany+Cymbalがレイヤーで入ってましたが、
Timpanyだけとりだして使っています。
こちらもそのままのvoice volumeでは負けてしまうので
大きめにセットし直しました。更にBoostをかけてあります。

Drum:
いつもリズムセクションは憂鬱です。
今回はとくに後半のside stickによる複雑なリズムは泣きました。
そもそもこのside stick音がなかなか見つからず、
今回最も近そうな音、wave no.1363 SdRkStk2stを使いました。

Base:
実は隠れた主役だと思いました。
きらびやかな金管とムーディーなStringsを
uptempoなBase Lineがリードしています。
低いのでなかなか音が採れませんでしたが、
できあがるとカッコイイ!ことが発覚しました。

Harp:
一番駄目なpart。もっと雄大できれいな流れのGrissandにしたかったのですが、
どうしても「指に布巻いて鍵盤ガー」方式ではごつごつします。
ファンファーレ部分で絶妙なタイミングと音の響きで
きらびやかさを引き立てるはずですが、
むしろノイズのようになってしまいました。
みんな、Harp Grissandってどう打ちこんでいるのでしょう?

そうだ、ボールを鍵盤の上で転がすのはどうだろう?
今度やってみよっ!