デスラー襲撃(組曲版)
2007.01.13.Sat

デスラー襲撃(組曲版) Ver.1.72
2007.01.13.Sat

1年ちょっとぶりに、永遠のテーマかもしれないあのContraBassに挑戦。
今回はCubase SXを4.0にversion upしたこと、
「誕生」でmixingの新しい方法を学習したことから、
またこの作品をいじりたくなりました。
前回まではtempoが一定だったので
やはり耳コピ元とは雰囲気が変わっていたためずっと気になっていたのですが、
今回midiレベルから再編集に入ったので
tempoも思うように変更しています。
音色の見直し、新たなpart、表現の変更など
自分としては随分と以前と作品が変わったと感じています。

Violins。
1st+2nd Violinだけで8track使いました。
つまりVST slot一つまるまる費やしています。
trackが増えたのは、以前のように手を抜かず
弾き方ごとにprogramを対応させたからです。
1stに新しく加えたRun down psychoは
冒頭のslurで駆け下りる部分のみで使っています。

  1. 1st Violins: QLSO F 11Violins Quick up down
  2. 1st Violins: QLSO F 11Violins Trill Half
  3. 1st Violins: QLSO F 11Violins Medium short 3-way RR
  4. 1st Violins: QLSO F 11Violins Run down psycho
  5. 2nd Violins: QLSO F 18Violins Short 3-way RR
  6. 2nd Violins: QLSO F 18Violins Non vibrato-sustain XF
  7. 2nd Violins: QLSO F 18Violins Marteto up down marcato short
  8. 2nd Violins: QLSO F 11Violins Trill Half

Strings。
今回本気でRemakeしようとした一番のきっかけは、
EQをいじっていてたまたまピタッときたContraBassの音色が作れたことでした。
要するに強調する帯域の問題だったのかもしれません。
ゴシゴシ感が出るよう弦が擦れる音域もEQで強調しています。
核なる音はQLSO XP proのclosed recording programに
soloのprogramを被せ、
また前回のideaも生かしてもう1trackは3度下をなぞっています。
結果として倍音強調になっているのかもしれません。(3度下は変か?...)
これらをAudio trackにしてからそのtrackをコピーして、
reverb代わりに音を丸くかつ軽くreverbをかけたものを
左にpanを振って配置してあります。
また、可聴範囲外の低音が全体のvolume levelを下げかねないので、
QとEQ両方で削りつつ、cut off近辺で特徴的な音域を強調しています。
(この仕組みがCubase SX 4になってようやく使いやすくなった。)
最初に「襲撃」をmotifで再現してからほぼ3年。
ようやくこの音にまで漕ぎ着けました。

Violaは初めてStaccartを使ってみましたが、これが一番ピッタリな表現でした。
Celloは結局第3テーマでしか表に出てこないように思えたので、
そこだけに焦点を当てたprogramにしました。

  1. Violas: QLSO F 10Violas Staccart RR×4
  2. Cellos: QLSO F 10Cellos Quick up down
  3. Contrabass: QLSO C 9Double bases Quick Up Down
  4. Contrabass: QLSO F Solo Double Marcato RR×3
  5. Contrabass: QLSO C 9Double bases Quick Up Down ×6

Woods/Trumpets。
QLSOの響かせ方がちょっと分かったこともあり、木管は今回QLSOです。
ただfluteのstaccartはsolo programにしました。やはり埋もれるからです。
さらに、よくよく耳コピ元を聴いてみるとPiccoloも被さっている、
というかそれが特徴だったことに今回やっと気づいて、さっそく増やしました。
Trumpet、最初の登場はどうやらmuteのようなのでmute programを使っています。
そして第1テーマ中の終わり辺りのfallはQLSOの中には見つからなかったので、
このfall(曲中たった2音)のためだけにmotifでfallの入ったvoiceを使い、
滑らかにQLSOとmotifのTrumpetをつなぐのは
もはやmidiレベルでは無理だったので
Audio trackにした後、fade editorでmotifのfallを登場させています。
このアイディア、「出発」のHornに使えばよかったと今更思います。

  1. Piccolo: QLSO F Solo Piccolo Staccart
  2. Flute: QLSO F Solo Flute Short Staccart
  3. Flute: QLSO F 3Flutes Non vibrato
  4. Trumpets: QLSO F 2Trumpets Mute sustain
  5. Trumpets: QLSO F 2Trumpets Staccart RR ×4
  6. Trumpets: QLSO F 2Trumpets Sustain Accent modulation
  7. Trumpets: Motif preset Velofalls

Brasses。
Hornは前回同様、
割れた音と曇った音両方を制御できるprogramを使いました。
アクセントとしてAdventureを使っています。
前回はQLSO XPではないので
memoryとの兼ね合いで手を抜いていたTubaも
Sustain用、Staccart用両方trackを作りました。

  1. Horns: QLSO F 6FrenchHorns Sustain X-Fade
  2. Horns: QLSO F 6FrenchHorns Sustain Adventure
  3. Trombones: QLSO F 4Trombones Sustain
  4. Trombones: QLSO F 4Trombones Staccart RR ×3
  5. Tuba: QLSO F Solo Tuba Staccart
  6. Tuba: QLSO F Solo Tuba Expression

Percussion/Chromatic/Base。
ContraBassに次いで音色をあれこれいじったpart。
Cowbellの部分は耳コピし直し。かなり違っていました。
音程もmotif側で変更しています。
Bongoの表現がmidiレベル/Audioレベルそれぞれで
なかなか妥当なものにならず
midiで多種の音色を組み合わせてパターンを変化させた後、
AudioレベルでQやEQ、Reverbなどいじっています。
TimpanyはContrabassとの棲み分けのことも考え、
思い切って低音域をQでcutしました。
Timpanyの特徴的な音域だけを強調したので、
単独で聴くとかなりおかしな音です。
Baseはほとんど意識されないと思いますが、
それらしい雰囲気を持ったamp effectに通しました。
耳コピ元を聴いていてどうしても鐘を入れたい箇所が出てきたので、
原曲とは違いますがOrchestra chimesを入れました。
Drumはいつものごとく3 trackに分解してそれぞれにQとEQをかけています。
前回全面にだしていた QLSO Snareはうるさかったので削除。

  1. Base: Motif preset 3 Sixty Bs を変形
  2. Harp: QLSO F Pluck Roll
  3. Timpany: QLSO F Timpany Soft multi Hits LR
  4. Chime: QLSO F Orchestra Chimes
  5. Cowbell: Motif preset Arabic Mix を変形(Pitch,Reverbなど)
  6. Bongo: Motif preset Cuban を変形(Pitch,Reverbなど)
  7. Hat: Motif preset Drystandard を変形
  8. Drum: Motif preset Drystandard を変形
  9. BassDrum: Motif preset Drystandard を変形

mixingからmidiレベルまで何度か行きつ戻りつしながら、
Mastering結果は以下の図の様。
この図を見る限りは余分な低音域、高音域が上手く削れたのではないかと。